国際関係を文化で見る視点
国際関係を文化で見る視点
1、
文化の共通性――この会場で鳴り響くポケットベルなど。
2、
文化の個別性――それぞれの民族には、それぞれ固有な文化があるという考え
今日の加速度的な文化接触によって、多くの文化に一見して共通な文化要素が増加している。しかしながら
3、
Globalization――ある強力な文化が、既存の在地の文化を破壊し、人々の独自の思考を変化させていくのであろうか。世界中の文化を一様にして、世界の多様な文化は消滅していくのであろうか?
4、
文化の構造と機能――文化要素は特有の機能を持ち、全体は特有の構造を持つ。
5、
日本が第2次世界大戦に敗北した後、この50年間、東アジアでは「すべての国が国民国家を形成し、国民文化が形成されるべきである」という思想が一般化したわけである。その際、国民文化とは、出来るだけ特殊で、個別的であることが大前提になっている。
興味深いのは、そうした国民文化を作り出そうとしなかった唯一の国家が、日本でなかっただろうか?1945年以前の日本で強制された、天皇への賛美・日本主義による国民統合、その結果として無益な戦争への参加の心理的反発からであろうか、日本では「国旗・国歌」さえも不透明なままであリ、「自然に国旗・国歌と認定されることを望む」ばかりであり、国民文化の成立の議論などはおそらく一度もなされたことはないのではないだろうか?
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